現在の開発環境 – AWS Cloud9 の問題点

Teletype for Atom、Docker、共同開発ができる場所を模索して、いろいろなものを試しましたが、結局、AWS Cloud9 がいいのではないのか?というところに落ち着きました。

AWS Cloud9

Cloud9 はブラウザで使える IDE で、ネットを介して複数人でのコラボレーション開発が行えます。Teletype for Atom も同じような機能が使えるのですが、実際、他のプログラマーに意見を聞いてみると、Atom を利用しての共同開発にはあまりいい印象を持っていないようでした。

当然、プログラマーはそれぞれ自分の好きな環境をすでに構築しているわけで、わざわざそこに新規の環境を構築して(Atom をインストールして)まで参加するのは面倒だと感じるようでした。

Game Users の開発はゲームが好きなプログラマー・デザイナーの方々に気軽に参加してもらいたいという考えがあるので、環境構築で大きな手間がかかるのはやはりいいことではありません。そうなるとブラウザだけで参加ができる、Cloud9 を採用するメリットは大きいのではないかと感じています。

AWS Cloud9 の問題点


使ってみて感じたのですが、いろいろな問題もあります。

 

  • 参加人数が 8 人まで

なんでこんな仕様なんだと言いたいところなんですが、自分を入れて計 8 人までしか参加できません。サーバーの能力依存で参加人数を決めさせてくれればいいのに、最初から IDE 側で人数を制限してるので、どれだけサーバーのリソースに余裕があっても無駄です。

AWS Cloud9 は AWS の管理画面でアカウントを発行して、そのアカウントで IDE に参加してもらう形になっています。Game Users の開発では、いろいろな人に個人用のアカウントを発行して、時間のあるときに気軽に参加してもらえたらなという思いを持っていたのですが、8 人制限のせいでそれができなくなりました。

今は guest-1~2、master-1~5 というアカウントを用意して、そのアカウントにログインして参加してもらう形になっています。個人用のアカウントの場合、自分を除くと 7 人までしかアカウントを発行できませんが、ひとつのアカウントを複数人で使ってもらう場合は、人数制限が緩和されるのでそういう形にしています。ただこれだと誰が参加してくれているのかわかりにくく、とても不便です。

そもそも Cloud9 は不特定多数の人が開発に参加するプロジェクトを想定していないのでしょうが、GitHub を経由した push だ pull だと面倒くさい現在の共同開発環境を変えられるポテンシャルを秘めているので、早急になんとかして欲しいところです。

 

  • IDE の出来が今ひとつ

Atom や Visual Studio Code(触ったことがないのでわからない)は、なんだかんだと言って優秀なんだと思います。様々な機能が最初から提供されていたり、プラグインなどで後から追加することができたり、個人的に使いやすい設定を細かく突き詰めることができたり、当然のようにいろいろできていたことが、Cloud9 ではできなくなりました。

ブラウザだけで開発ができる・コラボレーションが手軽に行える、というメリットは大きいものの、使いづらい・必要な機能がない、といったデメリットも大きいので、現状、上記のメリットを求めている人以外には勧めづらい環境になっています。

アマゾンが買収したので今後の発展に期待したいところですが、今のところは正直なんとも言えないクオリティです。

 

  • ネットに情報がない

これも本当に辛いところなんですが、ネットに情報がありません。なんでもそこそこの規模になってくると、日本語の情報はなくても英語の情報があったりするものですが、Cloud9 はその域にも達していません。

例えば今、ESLint で “extends”: “airbnb” が動かない問題を抱えているのですが、調べても情報がなくて困っています。このプラグインを入れるといいよと英語で書いている情報はひとつ発見したのですが、そのとおりにやっても動かず。それ以外情報がないので、どうにもならない状態に陥っています。

アマゾンのサポートも利用できるようなのですが、技術的なサポートは有料になっているみたいなので、お金持ちや企業でないとサポートを受けられません。

参加者募集!


Cloud9 の至らなさをいろいろと語ってみましたが、Game Users の開発には手軽なコラボレーション機能が必要なので、利用しないという選択肢はありません。

ゲームが好きな開発者の方おられましたら、ぜひ一緒に開発しましょう。参加したとして権利や金銭的な問題はどうなるんだということについて、文章にきっちり残していないので、その辺についてもこのブログで記事にしていかないといけないなと思っております。

YouTube でプログラム配信をしながら開発しているので、もし少しでも興味があったら覗いてみてください。配信中はこのブログのトップページにも、配信が見れる記事が掲載されるようになっていますので、ぜひ!

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