XAMPPのアップデート方法

XAMPPで作成した開発環境をアップデートする方法を紹介します。

XAMPPはPHP、MariaDB、phpMyAdminなど複数のソフトウェアが含まれたパッケージですが、それらのソフトウェアを個別にアップデートするのはおすすめしません。手間がかかる上に正常に動作させるのに知識が必要になるためです。

XAMPPのアップデートは一度アンインストールしてから新しいバージョンをインストールする方法で行いましょう。設定ファイルの変更部分さえ覚えておけば、1、2時間ほどで新しいバーションに移行することが可能です。

手順-1 ファイルをバックアップする


まず現在のxamppフォルダのバックアップを取りましょう。Cドライブにあるxamppフォルダを他のドライブや、DVDなどのメディアにコピーしましょう。

必要なファイルのみバックアップしたいという方は、以下のファイルを保存してください。

  • xampp > htdocs > あなたが作成したフォルダとファイルのすべて
  • xampp > apache > conf > httpd.conf
  • xampp > php > php.ini
  • xampp > mysql > bin > my.ini
  • xampp > phpMyAdmin > config.inc.php
  • xampp > phpMyAdmin > libraries > config.default.php

当ブログのXAMPP記事を参考に設定を行った場合は、上記のファイルのみで大丈夫です。他の情報を参考に設定を行った場合は、その際に変更したファイルも保存しておいてください。

通常は xampp > htdocs 内にファイルを用意して開発を進めますが、もし違う場所に開発ファイルを保存している場合は、そちらも忘れずにバックアップしておきましょう。

※ バックアップのし忘れがあると取り返しがつきませんので、xamppフォルダごと保存することをおすすめします。

手順-2 データベースをエクスポートする


開発でデータベースを作成した場合は、データベースをエクスポートしましょう。データベースを作成していない場合は、この手順は省いてもらって構いません。

phpMyAdmin にアクセスしてください。コントロールパネルのMySQL右側のAdminボタンをクリックするか、ブラウザで http://localhost/phpmyadmin/ を開いてください。

 

phpMyAdmin トップページ

左側のナビゲーション部分にいろいろなデータベースが表示されていると思いますが、今回、保存するのはあなたが作成したデータベースのみです。それ以外のデータベースを保存する必要はありません。

左側のナビゲーションからあなたが作成したデータベースを選んでください。

 

データベースを開いたところ

次に画面上部のエクスポートと書かれた部分をクリックしてください。

 

エクスポート画面

この画面で実行ボタンをクリックすると、データベースがエクスポートされます。画像では gameusers というデータベースをエクスポートしていますので、gameusers.sql というファイルが作成されます。

このファイルはXAMPPアップデート後にインポートしますので、大事に保存しておいてください。

エクスポートするファイルについて細かく設定したい場合は、ラジオボタンで詳細を選んでオプションを設定してください。この設定にはデータベースの知識が必要になります。

作成したデータベースが複数ある場合は、上記の手順でデータベースそれぞれにエクスポート処理を行ってください。

手順-3 XAMPPをアンインストールする


XAMPPをアンインストールしましょう。

以下はWindows10の環境でソフトウェアをアンインストールする方法を解説しています。違うOSを利用している場合は、それぞれのOSのアンインストール方法を用いてください。

 

Windows10のタスクバー

Windows10の場合は左下タスクバーに アンインストール と入力してください。

 

スタートメニュー

プログラムと機能をクリックしてください。

 

プログラムのアンインストールまたは変更画面

プログラムのアンインストールまたは変更画面が開きますので、そこでXAMPPを選んでダブルクリックしてください。

 

Question

XAMPPをアンインストールしてもいいですか?と尋ねられますのでYesをクリックしましょう。さらに htdocsフォルダを削除するか聞かれますのでYesを選んで削除してください。手順-1ですでにバックアップを行っていますので削除しても大丈夫です。

アンインストール後に再起動が必要ですと表示された場合は、Windowsを再起動しましょう。これでアンインストールは終わりです。

手順-4 XAMPPをインストールする


XAMPPの新しいバージョンをインストールします。以下のサイトに移動してインストールしたいバージョンをダウンロードしてきましょう。

XAMPP ウェブサイト
https://www.apachefriends.org/jp/

インストールについてはこちらのページで詳しく解説しています。わからない場合はこちらをチェックしてみてください。

XAMPPのインストール方法を解説します

手順-5 XAMPPの設定を行う


XAMPPの設定を行いましょう。編集する内容は以下を参考にしてください。独自の設定を行っている方は、バックアップしたファイルを参考にしながら設定を行ってください。

  • xampp > apache > conf > httpd.conf

 

  • xampp > php > php.ini

  • Game Usersの開発に参加する場合

 

  • xampp > mysql > bin > my.ini

 

  • xampp > xampp-control.exe を管理者として実行する

xampp-control.exe にカーソルを合わせ、右クリックをしてみてください。するとメニューが現れますので、そこからプロパティを選んでください。

上のタブから互換性を選んでください。

管理者としてこのプログラムを実行するにチェックを入れてOKをクリックしてください。

 

  • MariaDB / MySQLのパスワードを設定

コントロールパネルを起動し、ApacheとMySQLを起動します。そしてパネル右側 Shell と書かれている部分をクリックしてください。

mysqladmin -u root password と入力してキーボードの Enter を押してください。

パスワードの入力を求められるので2度同じパスワードを入力して Enter を押してください。

 

  • xampp > phpMyAmin > config.inc.php

 

  • xampp > phpMyAmin > libraries > config.default.php

 

これでXAMPPの設定は終わりです。各設定について詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。

手順-6 データベースをインポートする


手順-2でエクスポートしたデータベースをインポートしましょう。

phpMyAdmin にアクセスしてください。コントロールパネルのMySQL右側のAdminボタンをクリックするか、ブラウザで http://localhost/phpmyadmin/ を開いてください。

 

phpMyAdmin トップページ

画面上部にあるデータベースをクリックしてください。

 

データベースを作成する

データベース作成画面に移動するので、左のインプットフォームに作成するデータベースの名前を入力して、実行ボタンを押してください。

 

データベースが作成されました

データベースが作成されましたので、手順-2でエクスポートしたデータベースをインポートします。画面上部のインポートと書かれた部分をクリックしてください。

 

データベースをインポートします

アップロードファイルと書かれた部分の横に、ファイル選択と書かれたボタンがあると思います。そこをクリックして、手順-2でエクスポートした拡張子が .sql のファイルを選んでください。

ファイルを選んだら画面をスクロールし、一番下にある実行ボタンをクリックしてください。

 

インポート完了

インポートが正常に終わると画像のような画面が表示されます。他にもエクスポートしたデータベースがある場合は、同じ手順でインポートを行ってください。

これでデータベースのインポートは終わりです。

XAMPPのアップデート完了


最後に xampp > htdocs 内に手順-1でバックアップしたフォルダやファイルをコピーすればXAMPPのアップデートは終わりです。

開発をしていると開発環境に新たなソフトウェアをインストールしたり、設定ファイルを変更することがあると思います。その場合は必ずインストールしたソフトウェアや、変更した部分について記録を残しておきましょう。

自分がなにをインストールして、どこを変更したのか記録しておけば、次回、XAMPPをアップデートするときも同じ手順をたどって、素早く開発環境を作ることができるようになります。

長くなりましたが、お疲れ様でした!

 

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